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大企業「病」はホントに病なのか?

最近、自分の周囲で「大企業病を患う人を救いたい」とか「大企業病に罹って欲しくない」みたいな言葉をよく聞くんだけど、僕はなんかそれに対して違和感があって、その違和感を書いていく

 

 

そもそも「大企業病」とは?

大企業病」ってググると、約1,620,000件もヒットする。

だけど、「大企業病」という言葉をしっかり定義付けているページは少なく、バズワード化しているのが分かる

 

 僕が調べて複数のページに記載されている定義を纏めて、簡潔にすると「大企業病」は次のように定義できる。

 

大企業病」とは、「組織拡大によって起こる、非効率的な企業体質」

 

「組織拡大」とは?

「組織拡大」と言っても、2つ定義がある。

1つ目は「社員数の増加」、2つ目は「設立年数の増加」

2つ目の「設立年数の増加」は少し違和感があると思うが、

企業の目的が「利益を上げ、生き残るため」という意見もあることを踏まえると、

合点がいくと思う。

 

「非効率的な企業体質」とは?

「非効率的な企業体質」と書いたが、具体的にどのような体質か。

これは先程の組織拡大(社員数の増大・設立年数の経過)よって起こりうる非効率的な状況を考えてもらえば、容易に想像がつくと思う。

 

(ここでの「非効率的」とは、「企業が利益を計上する(顧客の課題を解決する)ための方法として良くない」と考えている)

 

考えうる状況としては、

1:意思決定が遅くなる

2:チャレンジをしない(保守的である)

 

ということに集約される。

増大した組織とは、一定期間という意味ないし特定の時点という意味において社員数が多いということであり、組織に属する人数が多いほど、情報共有に時間が必要になるので、必然的に意思決定は遅くなるし、「数」という側面において責任も重くなるので保守的になる。

 

 

大企業病」の何に違和感を覚えるのか?

上述の通り、組織が増大になれば意思決定は遅れ、保守的になりがちである。

これは至極当然のことである。

 

僕がここで気になるのは、「病」という単語である

先程も述べた通り「大企業病」で言われているのは、「組織が増大になれば意思決定は遅れ、保守的になる傾向にある」というお話であって、

「病」でもなんでもない!

あくまで「傾向」・「理論」の話なのだ。違う言い方をすれば、大きな組織のデメリットの1つであって、それが全てではない

 

 

ただの1デメリットを「病」として取り上げ、大企業批判を行う「大企業病論」

に対して僕は凄く違和感を感じる

 

 というお話。